突起物による初期接地位置の教示が歩行時の下腿筋活動に及ぼす影響
突起物による初期接地位置の教示が歩行時の下腿筋活動に及ぼす影響
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Author / Creator
佐賀大学大学院 医学系研究科 , 専門学校柳川リハビリテーション学院 理学療法学科 , 県立広島大学 保健福祉学部 理学療法学科 , 医療法人 篠田整形外科 , 大古場, 良太 , 長谷川, 正哉 , 吉塚, 久記 , 本多, 裕一 and 浅見, 豊子
Publisher
Tokyo: 理学療法科学学会
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Language
Japanese
Formats
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Publisher
Tokyo: 理学療法科学学会
Subjects
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Scope and Contents
Contents
〔目的〕突起物を踵に貼付することにより初期接地位置を教示し,その際の歩行時下腿筋活動について検証した.〔対象と方法〕健常成人12名とした.突起物を踵の3点(内側,外側,後方)に貼付した突起物有り条件と,何も貼付しない突起物無し条件の計4条件を設定し,初期接地の際に突起物を踏むように意識して歩行させた際の遊脚期における下腿筋活動を比較した.〔結果〕突起物無し条件と比較し,突起物有り条件において前脛骨筋および長腓骨筋の筋活動が有意に増大した.遊脚期を5%ごとに分けた周期ごとの比較では,どの周期あるいはどの筋においても有意差は認められなかった.〔結語〕突起物により特定の踵部位で接地するため,予測的に遊脚中の足部動態を制御したことが示され,認知的トレーニングへの応用につながる可能性が示唆された.
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突起物による初期接地位置の教示が歩行時の下腿筋活動に及ぼす影響
Authors, Artists and Contributors
Identifiers
Primary Identifiers
Record Identifier
TN_cdi_proquest_journals_2015032148
Permalink
https://devfeature-collection.sl.nsw.gov.au/record/TN_cdi_proquest_journals_2015032148
Other Identifiers
ISSN
1341-1667
E-ISSN
2434-2807
DOI
10.1589/rika.31.911